デザインとテクノロジー

デザインとテクノロジー

デザインって職種はまったくもって地球に厳しい商売で、その時代のテクノロジーと常に密接な関係にあります。
たとえば印刷。
印刷機がないと印刷をベースにしたグラフィックデザインという商売はない訳で、
近代の印刷では電気は使う、油は使う、木は切り倒す、
それはそれは環境に厳しい要因をたくさん含んでいる商売。
今の時代、デザインを要望するメディアは多岐に渡っています。
テレビ、ウェブ、携帯、スマートフォン、
どれも電気がないと成り立ちません。

2011年3月、東北関東大震災が起き、たくさんの命が奪われました。
さらに福島にある原発が津波によって制御不能になって爆発し
結果、放射線を空気中に撒き散らしています。
かなり広範囲にわたって、長い期間、悪い影響を与えていくのは確実でしょう。
狭くて地震の多い日本に、なぜこんなにたくさんの原発が存在するのでしょうか?

東京電力も国も想定外の津波のせいにしていますが、想定っていうのはあくまで想定であって、
その想定の甘さが問題であり、イマジネーションが足りなかっただけのような気がします。
我々人類が人類の科学力で、今のところ理解していると思い込んでるものなんて、大したことがないのは明らかです。
その明らかなものに対して、危険を知っておきながら行動に移してしまうのも、コレ人類なんですが、
今回のはちょっと、シャレになりません。
要はコイルと磁石をグルグルと効率よく回したかっただけなのに、この顛末。
情けないです。

電気はないと困ります。
これはもう現代では仕方のないこと。
でも使う電気の量は変えることが可能です。

街のいたるところにある自動販売機。
ちょっと数減らないですかね、アレ。
半分にして、あったか~いも半分やめれば、相当違うような気がします。
パチンコ屋さん、いろいろな事情もあろうかと思いますが、
まず電動のハンドル機を手動に戻してみようじゃないですか。
つまらなくなって、パチンコ屋さんの数も減るし、景品交換所強盗事件も減るし、良いことづくめ。
時計の付いている家電。
最近はむやみに待機電源を必要とする家電ばかり。
テレビやゲーム機、これも遊ぶとき以外は基本電気いりません。

こう考えると、今の時代の電気って人間の余計な欲望を満たすためにたくさん使われてるんですね。
しかもその欲望を満たすなんて、すごく些細で大半が人類にとって意味の薄い話のような気がします。

そしてデザイナーは電気を必要以上に使い、使わせてしまう職業。
と、いうことで責任のある自分としては家中のコンセントをできるだけ抜いてみます。

ちなみに、原発事故が発覚した日から、水のディスペンサーの電源を抜いてみました。
プリンターも使うときだけ電源を入れるようにしてみました。
玄関が暗いのでいつもつけていた照明も抜いてあります。
と、ここまで書いて、そんなに抜いていないことに気づいたので、もっと抜いてみます。

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